こんにちは。
スタッフです。

暖かく感じる日も増え、過ごしやすいい気候になってきました。
寒さの悩みはなくなったものの、この暖かくなる時期ならではの悩みが出てくる方も多いのではないでしょうか。

そう、この時期は花粉症が大流行します。
アレルギー体質の方にはつらい季節がやってきますね。

日本人の2人に1人は花粉症の自覚症があるとまでいわれており、花粉症はもはや日本の国民病ともいえるようになってきました。

そもそも、花粉症がどんな定義をご存知でしょうか。
くしゃみや鼻水が止まらないただの風邪とは違うようです。

なんで花粉症になるの?

花粉症はアレルギーの1種です。
花粉症として症状が発症するまでにはアレルギーの仕組みを知ると理解しやすいです。

アレルギーは、ある特定の物質に対して過敏に身体が反応することを言います。
この時にアレルギーの原因となる物質をアレルゲンといいます。

花粉症の場合は、各種花粉に含まれる様々な物質がアレルゲンとなって花粉症の症状を引き起こします。

・花粉症の発症 第一段階
花粉に何年も接触していると、体内でアレルゲンに反応して、抗体が生成されます。

・花粉症の発症 第二段階
細胞の表面にあるマスト細胞から炎症を引き起こすヒスタミンが放出されます。

・花粉症の発症 第三段階
ヒスタミンが、目や鼻の粘膜などに作用して、様々なん症状が現れるようになります。

このように段階ごとに花粉症の発症があります。
現在、国民の3人に1人が何かしらのアレルギー疾患であるというほど、日本にはアレルギーで悩む人が多いです。

花粉症の種類

スギ

花粉症と聞くと、春がピークと思う人も多いのではないでしょうか。
このイメージは、スギ花粉を発症する人が多いからだと思います。

花粉は、季節ごとに飛んでいるそうです。
わかりやすい季節ごとの花粉をご紹介します。

春の花粉
・スギ
・ヒノキ
・ハンノキ
・シラカンバ
・オオバヤシャブシ

秋の花粉
・イネ
・ブタクサ
・ヨモギ

ご紹介した中で特に日本人の多くの人が
スギやヒノキでアレルギー反応を起こしているようです。
ただ、秋から冬にかけても花粉は飛んでいるので、季節関係なく症状が出る人もいます。

スギやヒノキの花粉症の対策としてマスクやメガネが効果的と言われています。
これは、花粉の粒子が大きいので、マスクをすることにより、正面からの侵入を防ぐことができるからと言われているようです。
正しいマスクの付け方で効果が大きく変わってくるようなのでしっかり、方法を身に着けることが大切です。

花粉症の対策

マスクやメガネで対策をしましょう。
マスクを着用する時に気をつける時のポイントをご紹介します。

・マスクは鼻までつける
・マスク表面は触らない
・顔の大きさに合ったマスクを着用する
・マウスシールドは花粉症予防にならない

フェイスシールドに関しては飛沫の抑制にはなりますが、花粉対策には全く効果がありません。

花粉症対策用マスクを付けることで花粉を侵入を7~8割以上カットすることができます。
マスクと顔の間に間隔があると効果が弱まるので、顔に合ったサイズのマスクを正しく着用することが大切です。

また、手作り「濡れマスク」でしっかり花粉対策することもできます。
マスクを2枚使用し、1枚目のマスクと2枚目の間にウエットティッシュを装着するとより、花粉の侵入を防ぐことができます。

本格的に治療をしていく方法もあるようです。
・感染作業療法
アレルギーを起こす物質を少しずつ加えて、アレルギーに対する過敏な反応を減らしていく方法。
薬を活用することで症状を和らげることができることもあるようです。

・レーザー治療
鼻炎治療用レーザーで、鼻の粘膜部分レーザー照射を行い、鼻のアレルギー反応を鈍らせる治療法

春に花粉症を発症する人が日本では多いですが、年中お付き合いする方もいらっしゃると思います。
自分がどの種類の花粉症なのか、どんな対策をすればいいのか把握しておくと過ごしやすくなるかもしれません。

今後も健康な情報をお伝えできたらと思います。

では、また。