こんにちは。
スタッフです。

暑さが厳しい時期がもう少し続きそうですね。
暑い時はみなさんどう対応されていますか?

私は冷たい飲み物を飲んだり、クーラーの効いた屋内に入ったりして涼むようにしています。

友人が言っていたのは、涼しげなものを部屋に置いたり飾るといいよと聞きました。

例えば、すだれや風鈴のようなものがあると、すだれをみて視覚かは入る情報や、風鈴の音から入る聴覚情報から涼しげな感じになるそうです。
特に風鈴は夏を代表するアイテムで風情がありますね。

涼しげなアイテム

涼しげなアイテム

夏の風情があるアイテムといえば、暑中見舞いや残暑見舞いがあります。
最近は、IT技術が発達したのでら手紙やハガキを送ることが減ったように感じますが、こんな時だからこそ、暑中見舞いや残暑見舞いのお手紙をいただくと、とっても嬉しいですよね。

今回はそんな暑中見舞いや残暑見舞い、特に暑中見舞いはご存知の方が多いと思いますので、残暑見舞いにも焦点をあてて、ご紹介をしていきます♪

暑中見舞いのマナーにのおさらい♪

暑中見舞い

暑中見舞い

まず最初に、暑中見舞いについておさらいしていきましょう。
暑中見舞いは、梅雨明けから立秋(8月上旬)までの間に、季節のご挨拶として手紙やハガキを出す慣習のことです。

この暑中見舞いを送る慣習の由来は、江戸時代に生まれたと言われています。

どのような由来かというと、元々お盆に御先祖様へお供えする品を持って里帰りする風習がありました。
この風習がベースとなり、夏に親戚やお世話になった方へ夏に挨拶状を送る習慣ができました。これが、暑中見舞いの始まりです。

ちなみにですが、この時期に親戚やお世話になっている方へ品物を贈る習慣がお中元になったそうです。

そして、暑中見舞いは送る時期以外にもいくつマナーかあります。

暑中見舞いの目的は、「厳しい暑さからお相手を心配してお見舞いする」ことになります。
つまり、一番大事なことは、送るお相手の体調を気遣うことです。
そのため、まずはお相手の体調を案じた文面を作成するようにしましょう。
もちろん、自分自身の仕事やプライベートの近況報告も忘れずにお伝えしていきましょう。

暑中見舞いを送る際のポイントとして、便箋やハガキは爽やかで涼しげに感じるものを選びましょう。
きっとお相手の方も喜んでくださりますよ。

残暑見舞いはいつ出すの?マナーで意識することは?

残暑見舞い

残暑見舞い

続いて、残暑見舞いの時期とマナーについてご紹介します。

残暑見舞いを送る際に一番大切なポイントは送る時期です。
残暑見舞いを送る時期は、一般的に立秋(8月上旬)から8/末までの間とされています。

「残暑」というぐらいなので、8月末以降かと思いがちな方もいらっしゃると思いますが、意外と早い時期から「残暑」になるんです。

暑中見舞いが暑さのピークの時期にお相手の体調を気遣うものに対して、残暑見舞いは「中々終わらない暑さ」を見舞うものになります。

マナーの面では基本的に暑中見舞いと同様です。

残暑見舞いの目的は、「中々終わらない暑い中で、お相手を心配してお見舞いする」ことになります。
そのため、残暑見舞いの文面もお相手の体調を気遣い、自分自身の仕事やプライベートの近況報告をするものにしましょう。

ひとつだけ、暑中見舞いと残暑見舞いで大きな違いがあります。
それは、お相手が喪中の場合です。

喪中の場合、暑中見舞いを出しても良いそうですが、できれば残暑見舞いとして出す方が良いそうです。

また、喪中の方にお出しする場合は、郵便物のカラーリングは明る過ぎるものや華やかなものは避け、大人しい色合いのものに変えるようにしましょう。

暑中見舞いと残暑見舞いの書き方

手紙の書き方

手紙の書き方

暑中見舞いと残暑見舞いの書き方についてご紹介します。

暑中見舞いと残暑見舞いの文面は、大きく四つのブロックに分けられます。

一つ目のブロックは、「暑中見舞い申し上げます」、「残暑見舞い申し上げます」と記載します。
少し大きめに書いた方が良く、最後の句点「。」はなくていいそうです。

二つ目のブロックは、本文です。
時候の挨拶とお相手の方の体調を気遣うメッセージ、そして自分の近況報告を書きましょう。

三つ目のブロックは、結びの挨拶です。
暑中見舞いや残暑見舞いの主旨である、お相手の健康を気遣い、無事を祈る思いやりがある一言で最後を締めくくるといいそうです。

四つ目、最後のブロックは、日付です。
日付といっても、手紙を書いた日にちを書くわけではありません。
年数を書き、その下に暑中見舞いなら「盛夏」、残暑見舞いなら「晩夏」、「立秋」、「葉月」と書きます。

以上が暑中見舞いや残暑見舞いの書き方になります。

日本郵便のホームページに詳しく記載してありますので、機会がありましたら、ご覧ください。

日本郵便HP:暑中・残暑見舞いのマナー

最後に、暑中見舞いや残暑見舞いを出す習慣がなかった方も今回を期に出してみてはいかがでしょうか。
いきなり親戚、友人、仕事でお世話になっている方など全員に出そうとするのは大変かもしれません。

まず最初は、身近な方に出すことから始めてみてもいいかもしれません。

ぜひ、みなさんもこういった機会を活用して、お世話になった方、身近な方、久しぶりに連絡とる方など、色んな方とコミュニケーションをとるキッカケにしてみてください♪