こんにちは
ギフコミスタッフです。

朝も涼しくなり、長袖がちょうどいい季節がやってきましたね。
特に寒い時期には、身体が冷えることで消化器官の働きが低下しがちです。
このように、季節の変わり目は身体に負担をかけやすく、特に腸の活動に影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、美味しくて温かい腸活をサポートする「味噌汁」についてご紹介します。
腸活が気になる方も、始めたい方も知っておきたい内容にしていますので、今後の食生活に取り入れてみてください。

発酵食品としての味噌

味噌は日本の伝統的な発酵食品として、味噌汁や料理の調味料としても使用され、日本の食文化と深く結びついています。歴史を辿れば、鎌倉時代から味噌汁として食されていたようで、約600年前から変わらぬ形で愛され続けている食材ですね。

味噌は発酵過程で生成されるアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富です。
これらは身体のエネルギー源となり、疲労回復や免疫力の向上も期待できます。さらに、発酵により大豆のタンパク質が分解され、アミノ酸が生成されるため、より消化吸収が良くなるといわれています。

さらに味噌には、麹菌や乳酸菌、酵母菌などが豊富に含まれています。これらの微生物は、私たちの腸内に存在する様々な細菌と共存することで、有益な菌を増やし、腸内環境を整える役割を果たしてくれます。

味噌汁と腸内フローラの関係

味噌汁に含まれる栄養素が、どのように腸内環境を整えていくのかをご紹介します。

まず、腸活を始める前に知っておきたいのが「腸内フローラ」です。
腸内に数々の細菌が住んでいて、その多種多様な細菌の密集している様子が「お花畑(フローラ)」のようにみえることから、「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内フローラが、消化吸収のサポートや免疫機能の強化、さらには心の健康にも関与するといわれています。そのバランスが乱れると、消化不良、アレルギーや肥満などの原因ともなるため、腸内フローラを整えることが非常に重要です。

では、味噌汁がどのように腸内フローラをいい状態にしているのでしょうか。

味噌は、大豆を主原料として、塩と麹で発酵させて作られる伝統的な日本の食品です。
この発酵プロセスにより、麹菌や乳酸菌、酵母菌などの有益な微生物が豊富に含まれています。さらに、味噌の発酵過程で生成される有機酸やペプチドは、腸内の環境を整える役割も果たします。
これらの成分は、有害な細菌の増殖を抑え、善玉菌の増殖をサポートすることで、腸内フローラのバランスを良好に保つことが期待されています。

また、味噌汁には、大豆の持つ食物繊維も豊富に含まれており、これが腸内の善玉菌のエサとなります。食物繊維は、腸内で発酵することで短鎖脂肪酸を生成します。この短鎖脂肪酸は、腸の動きを活発にし、腸壁の健康を維持する効果があります。

このように、味噌汁を摂取することで、腸内フローラを健康的な状態に保つ手助けをしてくれるのです。

食事のお供に発酵食品

「味噌は医者いらず」ということわざがあるように、味噌は日常の食事に容易に取り入れることができるため、私たちの健康と美味しさを両立してくれる存在とも言えます。

発酵食品は味噌のほかに、豆腐や納豆などの大豆製品、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、熟成させたキムチなど様々です。

そこで、おすすめな組み合わせ3選をご紹介します!

豆腐とオクラの味噌汁

オクラには粘り気があり、食物繊維も豊富です。
オクラと豆腐を味噌汁に入れて、栄養満点の一杯を楽しむことができます。

キムチ+玄米ごはん

2〜3日間熟成させたキムチに含まれる乳酸菌と、玄米の食物繊維が、腸内の善玉菌を増やし、健康的な腸内環境をサポートしてくれます。

納豆+大根おろし

納豆の発酵効果と、大根の食物繊維を組み合わせることで、腸の働きを活発にします。

先ほどもお伝えした通り、発酵食品と食物繊維を両方摂取することは、腸内環境を整えるうえで相性が良いということがわかりましたね!
腸内環境が改善されることで、便秘解消やお肌の調子も良くなる傾向にありますし、免疫力アップも期待できます。

さいごに

私たちが健康的な身体を維持できているのも、幼い頃から学校給食や食卓などで、味噌汁を口にしていたからかもしれませんね!

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外食が多い時期や、野菜不足になりがちな毎日に1杯の青汁を飲む習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

一日一日の食事が、私たちの身体を作っていますので、今回ご紹介した食材を上手に取り入れ、バランスの良い食生活を楽しみましょう。