こんにちは
ギフコミスタッフです。

夏から秋へ、気温の変化と共に街並みの変化を感じる季節となりました。
出かけやすい時期ですから、オシャレを楽しみながら季節を体感したいものですね。

そこで今回は、日常生活をちょっと特別に感じさせてくれる「香水」について、豆知識を踏まえながらご紹介いたします。

店内でもよくお客様から「どうやって香水を選べばいいか分からない」とご相談を受けます。
その際は、香水は自分自身を表現する手段の一つですから、選ぶ際にはどのような目的で、どのような場で使いたいのかを考慮に入れると選びやすいですよ。とお伝えしています。

そこで今回は、香水の種類、つけるときのマナー、選び方について紹介していきます。
なお、過去の記事にて、発汗による臭いの原因や、湿気時期の室内消臭などを取り上げていますので、ぜひこれらも参考になればと思います。

香水の種類

古代エジプト時代から、香水は社会的地位や神聖な儀式に使われてきました。
ルネッサンス時代には、香水が一般の人々にも広まり、今日に至るまで多くのブランドや種類が生まれています。
それだけでなく、科学的な進歩により、より多様な香りが作られているんです!

香水は主に、香料とアルコールと蒸留水で構成されています。
製法も幅広く、それぞれ香水に含まれる香料の割合や持続時間、用途が異なります。

【パルファン(Parfum)】
香水に含まれる香料の割合:15~30%
持続時間:約5~7時間
特徴・用途:最も豪華で深みがあり、持続時間が長い。フォーマルな席に相応しい。

【オード パルファン(Eau de Parfum)】
香水に含まれる香料の割合:8~15%
持続時間:約5時間
特徴・用途:持続力はありつつもオードトワレに近い気軽さがある。

【オードトワレ(Eau de Toilette)】
香水に含まれる香料の割合:5~8%
持続時間:約3~4時間
特徴・用途:朝からでも気軽に使える、最も定番な香水。

【オーデコロン(Eau de Cologne)】
香水に含まれる香料の割合:3~5%
持続時間:約1~2時間
特徴・用途:スポーツタイムや湯上り、お休み前などに全身へ使えるライトな香りで、リフレッシュ効果も期待できる。

このように、自分の好みやシチュエーションに合わせて選べる香水の種類は多いです。
また、時間の経過に伴って香りが変化していきますので、それぞれの特性を知って、香水選びから楽しんでみてください!

つけ方のポイント

では実際に香水はどこに付ければいいのでしょうか。
他にも、「適量は?」「タイミングは?」など、楽しみ方次第で個人差はありますが、基本的な付け方をご紹介していきます。

ポイント① 清潔な素肌に付ける

香水は清潔な肌に付けるのが基本です。
なぜなら、汗は水分と一緒に皮脂や雑菌を含んでおり、これらが香水の香りと混ざると本来の香りが変わってしまう場合があるためです。
香水をつける前には、しっかりと汗を拭き取ってから使用しましょう。シャワーを浴びた後やお風呂上りなどがおススメです!

汗の臭いを防ぐ解決策として、デオドラントスプレーを使用し、臭いを誤魔化すために香水を使ってしまわないようにしましょう。

また、ハンカチやストールなどの布に纏わせて持ち歩くのもステキですね!

ポイント② 擦り合わせない

香水を付ける時に手首に吹きかけた後、両手首を擦り合わせると、香りの粒子が潰れてしまい、調香されている香水の独自の香りが台無しになることがあります。

より長く香りを楽しむには、「擦らずに」皮膚に香水をしっかりと乗せる方法をおススメします。吹きかけた後は、香水が自然に肌に吸収されるまで待ちましょう。

<香水をつける基本的な部位>
香水は体温が高くなる場所につけると香りが広がるといわれています。
また、香りが強すぎると鼻が香りに慣れて麻痺してしまい、量の調整が難しくなる場合があるので、鼻から離れた場所につけるのが一般的です。

◆香りをしっかりと出したいとき(動くたびに香りが広がります)
・両肩
・ひじの内側
・手首の内側
・手の甲

◆ふんわり香らせたいとき(濃いめの香水と相性が良いです)
・ウエストの両側
・ひざの内側
・太ももの内側
・足首

ポイント③ 外出の30分くらい前に付ける

香水を付けるのは外出する30分前が良いといわれています。

時間の経過とともに香りが変化していくのが香水の特性であり、肌に付着してから30分経過すると、ミドルノート(配合されているすべての香料がバランスよく香る段階)へと香りに変化が見られるのでおススメです。

なお、先ほど紹介したように香水には持続時間が過ぎると香りが消えてしまいますので、香りを付け足すときは持続時間が終わるころが良いです。お手洗いやメイク直しのタイミングで行うなど、エチケットもお忘れなく!

香りの系統

香りには多くの種類があり、それぞれが独自の印象や感情を引き出すと言われています。
今回は代表的な香りを例に、4つの系統に分けてご紹介します。

A.フローラル系

◆印象:甘い、やさしい、やわらか、上品など。
◆代表的な原料:ローズ、ジャスミン、ミュゲ(すずらん)、イランイラン、カーネーション、バイオレット

フローラル系の香りは、好き嫌いが分かれにくい、親しみやすい香りが特徴です。
日用品まで幅広いアイテムに取り入れられていますよね。
フローラル系の香水には、特定の花の香りが引き立つタイプもあれば、複数の花の香りを思わせるようなタイプもあります。
「香水に興味があっても、どれを選べばいいか分からない」という女性は、まず始めやすい香りです!

B,スパイシー系

◆印象:力強さ、野性的、凛とした大人っぽさ、エキゾチックなど。
◆代表的な原料:ペッパー、コリアンダー、クローブ、アニス、シナモン、バニラ、ムスク

スパイシー系の香りは、香辛料のような刺激的な香りであり、定番の香りと組み合わせられることも多いのが特徴です。
また、トウガラシのような辛いスパイス、シナモンやアニスのような甘いスパイスなどもあります。
大人っぽい雰囲気が強くなりますので、使いこなせるとカッコイイ香りの一つですので、香水に慣れている方は試してみてはいかがでしょうか。

C.フレッシュ系

◆印象:爽やか、前向き、親しみやすさ、ジェンダーレスなど。
◆代表的な原料:グレープフルーツ、レモン、オレンジ、ベルガモット、ユズ

フレッシュ系の香りは、柑橘系のさわやかでビターな香りと、果実の濃密で甘い香りの二面性を持つのが特徴です。明るい雰囲気を身にまとえるので、リフレッシュしたい時や気分を上げたい時に使用するのもおススメな香りです。

D.ウッド系

◆印象:穏やか、落ち着き、クール、知的、余裕さ、ミステリアスなど。
◆代表的な原料:シダーウッド、サンダルウッド、ベチバー、ラベンダー
ウッド系の香りは、木々を感じさせる香りが特徴です。
樹木の香りといっても、ゆったりと穏やかな気持ちにしてくれる香料もあれば、シャープでクールな印象にしてくれる香料もある、バリエーションの多い香りです。香水の力を借りて、心を落ち着けてみてはいかがでしょうか。

香りは自分を印象づけるものでもあるので、自分に合った香りを選ぶ際にお役に立てば幸いです。
多くの場合、香水は一つの香りに複数の香りが組み合わさっています。
上記でまとめた特徴は簡単にまとめたものですので、あくまで参考としてお役立てください。

さいごに

香水は、単なる「いい匂い」を楽しむだけでなく、選び方によって自分を新たに表現する手段ともいえるアイテムです。
香水の世界は奥が深く、自分自身の新たな一面を発見できるきっかけにもなると思いますので、一度店頭でいくつか試して、自分だけの「香り」を見つけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、10月1日は「香水の日」だそうです!

香水の日:http://japanfragrance.org/f-day/

なお、GiftCommunicationでは、香水のほかに、エッセンシャルオイルやディフューザーなど生活を香りで彩るアイテムを多数取り揃えておりますので、ぜひお手に取ってご自分で確かめてみてください。
心よりお待ちしております!

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オーナーのブログもぜひ読んでください
株式会社SUN
https://sun-sun-sun.com/blog

篠原継之助のブログ
https://profile.ameba.jp/ameba/tsugimaru/
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