こんにちは
スタッフです。
突然ですが、心理学と聞いて何をイメージしますか?
メンタリストなどの活躍が広まっているため、
心理学とは人の心が知れるものという認識を持っている方も多いのではないでしょうか。
人の心が知れるなら心理学をやってみたい!と思って、学校で学んだり自分で本を買って勉強する方も多いそうです。
そもそも心理学とは人の心のメカニズムを研究する学問なので、
心理学を勉強すれば人の心が見えるようになるわけではありません。
しかし職場での人間関係を円滑にしたり、コミュニケーションをスムーズに行うためのコツを学ぶことはできます。
心理学は専門職だけでなく、どんな仕事の人でも活かせるものなので学んでいて損はないですよね。
そこで今回は、
今日から仕事で活かせるテクニックについてご紹介していきます。
上司や部下との人間関係を上手くして、
仕事を円滑に進めたい!という方はぜひ最後までご覧ください!
上司・部下から好かれるテクニックとは?
今回は上司そして部下との人間関係を、
円滑に進めるテクニックについてご紹介していきます。
上司にはどのような人が好かれるのか、
そして部下が話しやすいと思う人はどんな人なのか、順番に詳しく見ていきましょう。
上司と話すときのテクニック
どのような人が上司から好かれるのでしょうか。
好かれる人の特徴として挙げられるのは、
わかりやすい人ということだそうです。
たしかに、素直で何を考えているのか分かりやすい人は、上司からしてみたら指示もしやすいし話しかけやすいですよね。
そんなわかりやすい人になるために、
日常生活でも使いやすいテクニックはこちらの2つです。
・類似性の法則
人は自分と似たような人を好む傾向があるそうです。
友達でも出身や性格などパーソナルな部分が一致していると仲良くなりやすいですよね。
しかし上司の場合は年齢が離れていることも多いため、趣味などが完全に一致することが難しいという方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合はぜひ、飲み会の場所をうまく活用してみてください。
飲み会の場で商品を注文する時、どのように頼んでいますか?
上司が飲み物を注文したときに、咄嗟に「同じものを」と頼んだことはないでしょうか。
そういったシーンになった場合は、
すかさず「私も、それ好きです!」と自分もその食べ物や飲み物が好きだということを伝えてみましょう。
ここでのポイントは、嘘はつかないということです。
好きでないものを好きだとアピールしてしまうと、のちのちボロが出た時に逆にマイナスな印象を抱かれてしまう可能性があります。
ぜひ、上司の好みと自分の好みが一致した瞬間があったら活用してみてください。
・ウィンザー効果
人は直接ではなく、第三者からきいた情報のほうが信憑性が高いと判断するそうです。
そのため、自分が直接褒め言葉をいうよりも、人から「あの人があんな事いっていた」と褒め言葉を伝えてもらったほうがより親密度が上がります。
確かに、友達から自分のいい噂を聞くと嬉しいですよね。
これを仕事場で活用するのであれば、取引先の人を上手く使うといいかもしれません。
例えば、取引先の人から「仕事大変でしょう」と労っていただいた場合、
「◯◯さん(上司)がしっかりとフォローしてくださるので、なんとか頑張れています」と返してみるとどうでしょうか。
抽象的に「皆さんの力を借りて〜」と返すよりも、直接名前を出すことで
名前を出された上司からも好印象ですし、
なにより上司を信頼している部下ということで取引先の方からも高評価を得ることができるかもしれません。
ここでのポイントは絶対に愚痴を言わないということ。
日本人の傾向として、謙遜して身内を卑下するところがありますが、
そういった噂もすぐに相手の耳に入ってしまいます。
誰かの名前を出すときには、それを本人が聞いても支障がないことのみを言うように心がけましょう。
部下と話すときのテクニック
どのような人が部下から好かれるのでしょうか。
好かれる人の特徴として挙げられるのは、
会話がしやすいと思われることだそうです。
たしかに、話しかけやすい上司には部下が集まりそうですよね。
そんな会話がしやすい人になるために、
日常生活でも使いやすいテクニックはこちらの2つです。
・ペーシング
ペーシングとは、相手の話し方に自分の話し方をあわせることをさします。
ここでのポイントは「話すスピード」「テンポ」「トーン」をしっかりと合わせること。
ゆっくり話している人に、早いスピードで話すと相手は急かされていると感じます。
逆に早口の人にゆっくり話すと、相手はイラつきを覚えるそうです。
しっかりと相手が話しやすい環境をつくるためにも、相手のペースをよんで会話をするようにこころがけましょう。
・傾聴
人は誰でも自分の話を聞いてくれる人が好きです。
人間が一番興味があるのは自分自身といわれるくらい、人は自分に興味を示してくれる人に好意を持ちます。
上司として部下から好かれるためには、
相手が質問しやすい環境をつくり、相手が話しても大丈夫だという姿勢をみせることが大切だそうです。
会話を無理に押し付けず、しっかり相手が何を考えているのかを聞くことを意識してみましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
心理学を学ぶことで、人間関係を円滑にすすめるコツを学ぶことができます。
もちろん学ぶだけではなく日常生活で実践することが一番大切です。
相手がどう思うか、どう感じるかを考え行動することで、自分の中で心理学が身についてきます。
心理学を仕事場で上手く使って、
どんな人からも好かれる人になりましょう!
みなさんの、仕事・プライベートがさらにうまくいくことを
楽しみにしています。
では、また。